今月達成したことのひとつは、ズバリ!
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」を観終わったこと!
いやいやこれが、観終わるまで長い道のりだったんですよ…;
2009年に放映が始まったときは、2003年版の旧作と同内容だからと観ておらず…
気付いたときには原作漫画が未読のところまで進んでいて付いて行けず…
最終話が近いと聞いて観始めるも、当然追いつけずリアルタイムの視聴を逃し…
その後色々あって、しばらく間が空いてしまい…
最終巻発売にかこつけて、ようやく今月上旬に全話視聴に至ると(苦笑)
始めは旧作とほぼ同じ内容の上、制作環境が整わないうちに始まったせいか
演出面がイマイチな部分もあったけど(漫画じゃないのに画面2分割とか)
旧作と異なる原作順守の話が始まってからは、どんどん演出も面白さもUPしていき
5ターム(1年3ヶ月)という長さを感じさせないまま
盛り上がり最高潮で終わることができた、幸せな作品だと思います。
原作とほぼ同時終了というのがまた、ニクイ演出だね(笑)
ストーリーは原作とほぼ一緒ということなのであまり言いませんが
最後まで破綻せず、しかも評価がうなぎ上りだったのは凄いわ…
特に、誰一人として無駄な登場人物(主要以外でも)がいないのが凄い。
サブストーリーかと思うようなところに出てくる人も
主要キャラや話に影響与えてるんだよなあ。
それじゃ原作順守アニメのプラス要素って何かって考えみたとき、
OP・EDの使い方もこの作品は良かったんじゃないかな、と思います。
普段のOP・EDは普通だったけど、緊迫した場面や区切りのところでは
曲なしでスタッフの名前だけ流したり、絵を変えたりと、
話を膨らませたり、余韻を残してたのが、評価UPにも一役買っている気がする。
とりあえず観終わった後に原作の第1話(
ここで読めます)を読むと、
ちゃんと始めから構成が練られていたのが分かります…!脱帽。
荒川 弘
スクウェア・エニックス
発売日:2010-11-22
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