書きたかったことを溜めずにためらわず書こう。
とりあえず映画の感想をつらつら。
今はもう熱もだいぶ下がってきたようですが、1ヶ月前に
『告白』観てきました。
場所は新宿バルト9。シアター9で座席はJ-17というスクリーンのど真ん中。
いつもより少しだけ後ろ目の位置でしたが、
インパクトのある場面が多かったので丁度よかった。ベスポジ!
映画を観終わった後は皆呆然とした感じで、
自分もただただ「凄いものを観てしまった」という感想しか持てなかった。
ズシリと重いものを心に残されたような。
人には絶対観るべきと薦めるけど、もう1回観たいとは思えない、そんな作品。
原作小説は未読の上に、中島哲也監督作品も初めてだったので
これが原作の力なのか、映像の力なのかは分からないけれど。
多分相乗効果なんだろう。
「先生の娘を殺したのは、誰?」
「娘を殺された女教師の、命の授業がはじまる」なんて宣伝されていますが、犯人捜しは主軸でないし(冒頭ですぐ分かる)
授業なんて軽々しい生易しいもんじゃない。
人の暗部に焦点を当てて抉り出している物語を、
極上のエンターテイメントとして消費して楽しむ映画。
それぞれの登場人物の愛のすれ違いが悲しくて、痛い。
個人的には犯人Bが生きていると感じようとした行為と、キーとなる少女に共感。
登場人物の中で1番まともだったのは少女なんじゃなかろうか…
あと、病気に関してはわざとだと思いたい。知識がなさすぎる…
でも公立中だとあんな感じなのだろうか…うーん…
これはいずれ原作も読んでみなくては。。。
映画もまだ公開されているようなので、観てない人は劇場でこの衝撃を、是非。
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